断面形状について
  互換性等で詳細な寸法関係が気になる方へ。

  クランクの寸法を考えて断面形状を決めています。下の画像の部分の寸法です。
 5ピンのフランジとクランク裏の間の寸法です。
 TAの場合若干狭くて、FDの取付調整の際に、FD羽の外プレート外面と
 クランク裏面が擦る事があり、高い頻度でギリギリの調整を強いられます。

  TAと比較するとストロングライト49Dは若干広くなっています。
 ベロオレンジ1型と2017-70ansTAは概ねストロングライト49D同様です。
 SUGINOproDは更にもう少し広い。手元にはもう無いPXやリミテッドでも狭いと感じたことは無かった。
 SUNXCDやベロオレンジ2型では狭さは気になりません。

 クランク裏が狭い製品の標準的なものとして、TAのおおよその寸法あたってみました。

 既製のチェーンリング断面の寸法関係等も顧慮
 下記の略図で<TA>はTA純正タイプで片側に歯先が寄っている。図では全て右が内側
 <STRGLT>はストロングライト49D等で板の厚みの真ん中あたりに歯先がついている。 ストロングライト49Dには<TA>タイプもある。
 ビンテージ5ピンチェーンリングはおおむねこの2種で板の厚みは3.5ミリから4ミリ。
 時を経て9速10速チェーンリングは<4>のように板の厚みの外側寄りに歯先がついている。

 シイテイズ製5ピン9速10速チェーンリングは、はじめは主にSUGINO PXやリミテッド
 時にproD用として<4>のタイプで製作。

 TAやストロングライト49D用としては<4A><4B>のように4ミリ板を使用、取付フランジ部分を
 0.4ミリから0.5ミリと少し削リ取ること 及び、歯先の寄りを按配すること これら2つでクランク裏の 寸法を確保。

 そして11速10速チェーンリングは<5>のように板の厚みの外側寄りに歯先がついている。
 板の厚みは寸法的にもう伝統的な4ミリでは収まらず5ミリ程となっています。
 下記の画像少し横長になりますが、比較の為の概念図ですので<TA>から<4B>まで全て並べてみました。

 シイテイズ製5ピン11速チェーンリングは、主にSUNXCD と ベロオレンジ2型 用として<5C>のタイプで製作。
 5ミリ板を使用、取付フランジ部分を1ミリ程削リ取ることでクランクに取付可能としています。*
 SUGINO PXやリミテッド やproD用としても<5C>のタイプで製作。
 ストロングライト49D用としては<A6>よりの<B6>のタイプで製作。
 6ミリ板を使用、取付フランジ部分を2ミリ程削リ取ることでクランクに取付可能としています。
 TA用としては<A6>ないし <B6>よりの<A6>のタイプで製作。
 6ミリ板を使用、取付フランジ部分を2ミリないしそれ以上削リ取ることでクランクに取付可能としています。
注意*SUNXCD の場合寸法のバラツキが大きい為必ず御相談下さい。  >>5ピンクランク互換性

 SUNXCD と ベロオレンジ2型 用として<5C>のタイプで製作したものをベロオレンジ1型で使用した
 例があります。FD問題はクリアなのですが、チェーンライン小さ目の-短いBBのおかげか、クランク裏先端部
 が、リヤトップの時にチェーンと干渉します。上の画像で斜めに削ってあるのはコレです。
 ●TAやストロングライト49D用として<4A><4B>で製作したものも組合せるパーツ次第ではこうなり
 得ます。そこで<A6><B6>のような少しでも余裕のあるタイプを用意しています。


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