• ５アーム用は
  カンパニョーロ等のPCD151(43T以上)PCD144(41T)PCD135(39T)ショートアームPCD116(35T)
  シマノ・スギノ・サンツアー等のPCD130(38T)PCD110(33T)PCD94(29T)PCD74(24T)他
  ストロングライト#105.93.63.PCD122(37T)#57PCD122(36T)#99PCD86(28T)
  ゼウスPCD119(36T)等即応｡ネルバーやユーレ等特殊なものでも対応可能です｡
  
  
• デザインのバリエーションは、「一つ穴・二つ穴」に、「足付き・足無し」、 「Ｙ字型アーム」は、「直線・曲線」、その「平行・先細り」、それに、枠だけの「穴なし」、 に大別されましょうか。いろいろなパタンを組み合わせて、楽しみましょう。
  
  
• 最小歯取付けの場合クランク加工が必要なケースもございます｡御注意下さい｡
  5-6spd時代のクランクに9-10spd変速ピン付きアウター御予定の場合、必ず御相談下さい。
  
  
• ＰＣＤ１３０ の標準的なパタン　４９Ｔ　 ５０Ｔ
  
  ＰＣＤ１４４の４１Ｔ/４２Ｔの３種類の標準的なデザイン
  

• ４アーム用各種デザインも御相談下さい。
  eＸＴra用デザインをＬuＸualyクランク用に、存在しない４８Ｔで、というデザイン例です（ＰＣＤ１０４）。
  シマノ・ネクサーブC900に9ｓｐｄ対応の46-34があります。オリジナルのクランクは特殊なものなので、スパイダーを 製作して、LX(M570)XT(M750)XTR(M952)等と合わせてみたらどうでしょう。
  
  
• PROFILE DESIGNEクランクのセレーションに直接嵌め合わせるギヤも可能です。
  ヒルクライマー用スパイダー一体型24T アウターはクランクとの干渉を避けた取り付けにしました。
  
  750XT 952XTRクランクも簡易タイプの小ギヤ取付けが可能です。シングルギヤでCL45mm程度ですので、 MTBのフロントシングル仕様などにも適しているかもしれません。
  
  
• カンパニョーロやＴＡの３アームは、ＰＣＤ１１６、ボルト穴径９ミリで共通ですが、オフセットやザグリが異なります。 スポルトの４８Ｔはなかなかよろしいです。ＴＡはＰＣＤ自体はランドナーリングと共通ですから、最小歯は３５Ｔとなります。
  
  
• 御存知ReneHERSE ＰＣＤ７０です。最小歯はいくつなのでしょうか？やはり２４Ｔ程度が無難なところでしょう。
  52-46-40の５２Ｔと50-46の５０Ｔでは、ややデザイン・仕上げのニュアンスに違いがあることにお気づきでしょうか。 どちらも味わいがあってよろしいと思います。52-46-40の46T40Tと、 50-46の50T(左、右はオリジナル52T)はレプリカです。
  ＴＡ3アームより製作された、御客様の労作も御覧下さい。
  
  
• Speed Drive PCD110用30T
  どうしてもそのクランクの使用が避けられない場合、シングルで、かつ、チェンラインを問わないなら、 多少小さなギヤ を取りつけることも出来ます。 ボス付きのギヤ を、細いボルトで固定します。ボルトは専用のガードで受けます。
  
  
• PROFILEDESIGNEロードクランク・エリートプロとＰＣＤ１１０ ROAD Ｗ　 チェンライン４３．５のスパイダー。
  ＸＴＲ９ｓｐｄ４８Ｔや８ｓｐｄ４６Ｔ等がＷギアのアウターで使える、勝手の良いものになります。
  いくつかあるカーボン・スパイダー式クランクのうちで、プロファイルデザインの物が優れている点は、 スパイダーの取り付けが、ＸＴＲ同様のセレーション勘合＋ロックリング でなされている点にあります。１８０度位相を変えることも可能です。
  
  
• ＸＴＲ用スパイダーの一例。カーボンクランクと比較すれば、小ぶりにできていますので、ＰＣＤ７０も 何とかなります。
  
  
• LX(M570)XT(M750)のクランクは、XTR(M952)PROFILEDESIGNE等と同様のスパイダー式です。 ＭＴＢトリプルとロードＷ、チェンラインが大きく異なるので、スパイダーで調整するようになっています。この画像で御理解 頂けるでしょうか。
  「型落ち」ですので、メーカー在庫にて終了ですが、ＣＴ’でもまだ若干の在庫がございます。 LXのロゴはシンナーで容易に落ちます。XTのアルマイト剥離等も賜ります。
  
  
• チェンガードは、アウターに直接取付けるもの、アウターの更に外側に取付けるもの、アウターをガードとするもの、 アウターを２枚のガードではさむもの 、等いろいろ可能です。
  

• ５ピンタイプクランク用のデザインを集めてみました。
  ストロングライトやＴ．Ａ．スギノ等はクランクとのはめあわせ部分に互換性があり、ギヤ板は ほぼ共通に使えます（ストロングライトに一部寸法違いの物がございます。御注意下さい。チェック 方法は、ＴＡの板が寸法的に安定していますので、これにはめてみると判ります）。 ＢＳＡのクランクはインチ規格のようで互換性はありません。 ＺＥＵＳは嵌めあわせ部分同一、５visのＰＣＤ違いで互換性はありません。
  ５ピン式のクランクの利点は、デザインと歯数の選択肢が多く、クロスした歯数差でもワイドな歯数差でも、 また、トリプルでもダブルギヤでも、お好みのままに使用できる事です。またＴ．Ａ．に限っていえば、 クランク長さの選択肢が多い事が挙げられます。
  また四角テーパのシャフトですから、 シャフトの組み替えでチェンラインとＱファクターの調整が可能です。
  しばしば５ピン式は「弱い（たわむ）」等と評されますが、同じ条件でＣＴ’の製品を 御使用になってみて下さい。 いわゆる「横タワミ」も解消されますし、力一杯踏み込んだり、ピッチをあげて廻した りした時でも、とてもしっくりした感触です。強靭な素材と正確な歯形のもたらすメリット には驚かされます。
  
  
• STRONGLIGHTの星型５アームはＰＣＤ１２２です。ロードピンタイプ（最小歯３７Ｔ） とＴＡ５／６ピンと同寸法の「５７ピン」タイプ（最小歯３６Ｔ）があります。
  縁取りの飾り穴はオリジナルですと49Ｔ以上、 50Ｔでこのような感じになります。
  48Ｔですとこのような感じになります。
  TOURISTは５ミリ厚の板より、ステップ（縁取り、リブ、立ち上がり等と称されます）付 にて削り出します。菱形穴のコーナーは御自分で鋭角に仕上げて下さい。ＰＣＤが同一なので ピンはSIMPLEX互換としています。
  
  
• CYCLOはROSAがやはりステップ付きで再現可能です。外５ピンはリベット止め、内５ピンは ネジ式、Ｒ面取、Ｖ面取と手間はかかりますが、完成時の喜びは格別です。
  ROSAのデザインには細部の異なるさまざまなタイプがあるようです。外側三角窓の股部分鋭角タイプを、 内５ピン裏面ボス付ネジ式、高目の表面ステップ、にて削り出し、Ｖ面取を基調として、 手加工で仕上てみました。 外５ピンのリベットも製作、インナーはかしめで取付けです。
  HERSEのカタログ「フェデラル」等に載っている５アームデザインは、CYCLOの鉄の物だと 思います。アルミで再現しましょう。ＰＣＤを変更してもデザイン的に破綻しないので、 クロスからワイドまで製作可能です。 48-38 ピンはＰＸ５ピンとＴＡ６ピンメネジを使います。
  
  
• SIMPLEXは縁取りの飾り穴の大きさ等を変更したりして、ニュアンスを変える事も可能です。 華奢なままに再現する事も、がっしりした物にする事も出来ます。お好みのイメージでの製作の努力を します。
  48-42等の歯数差ですと、枠が重なるデザインになります。
  
  
• 逆さ星型はいくつかのメーカーが採用していたようです。他にはEDWARD_WILIAMS等が 有名です。鋳鉄製品の線の細さを表現するには、強靭な素材無しでは不可能です。裏面 ステップ付にても再現可能です。
  
  
• INTERECARAIREいわゆる「アダプター」はＰＣＤ１１６、ＴＡランドナーリングのＰＣＤ です。最小歯は３５Ｔ、SEDISPORT以降のプレート高さの無いチェンですと、３４Ｔも可能です。 ＴＡPROFESSIONALのアダプター等は、チェンラインが変わってしまいますが、ＣＴ’では 自由に設定する事が可能です。
  
  
• r.pat3一番最初にデザインした物のひとつです。 いろいろと勉強になる事の多いデザインです。
  45-31。 R面取りをいれるとこんな感じになります。
  
  
• "ＰＺ"－スギノＰＸクランク(ロープロタイプ)を有効に活用しましょう。 小柄な方、ショート・クランクが御好みの方は「ＰＸクランクをダブルで使用」が御薦めです。 STIに対応させる事も可能ですのでロードでも活用できます。